2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ホリエモンと乗馬で人生が変わった理由

昔出会ったこの馬には思い出がある。 以下の話に出てくる馬の中の一頭だ。 とっぴな思いつきだったが昔、考えたことがある。 氷河期世代として、現在の社会通念からは到底非常識といえるような社会生活をしていた頃だ。 ちょうどその頃、堀江貴文氏のような…

バブル時代のブーニンと餓死しそうになるまで食べないものの話

先日 NHK でピアニストのスタニスラフ・ブーニン氏の番組が放送されていた。 私は子どもの頃、彼のリサイタルに行ったことがある。 当時の日本はバブルで、ショパンコンクールで一躍脚光を浴びた若いブーニン氏はピアノを聴いたことがない人まで熱狂した社会…

買い物リストを作成して苦手な買い物をどうにかするしかない

野球というものに興味を失って久しいと思っていたが、今年の日本シリーズは実におもしろい。 元来好きではない「某球団」の影はないし、ヤクルトとオリックスによる頭脳戦の渋い野球は品質が高い。 ヤクルトの村上選手やオリックスの紅林選手など、若手の実…

「優しすぎる鎌倉殿」源実朝の優しさを感じる和歌三首

大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では、いよいよ和田合戦が始まって不穏な流れに歯止めがかからなくなってきた。 あと約一か月半で承久の乱の後処理から北条義時の死まで行くとするとかなり忙しそうだ。 つまり、私のかつての「アイドル」源実朝に振りかかる「…

日本の衰退と伊勢丹ゴメン楽天で買った

フランス語の世界って、単純に言えば「私はこう思う」の後必ず「なぜなら」に続くと思っている。 「なぜなら」「しかし」「ゆえに」を使って論理式を組み立てる世界。 この仕組みを日本語でやるとどうなるか? 面と向かって喋ったり、文章を人に送ったりした…

新宿伊勢丹で爆買いの予定が...

日本語で思考できなくなる 少し前に数日間ずっとフランス語のテキストの作業をしていた。 翻訳ではなかったので、日本語は干渉しなかった。 約5000 ワードで起こしたテキストのアクサン記号をWord のスペルチェックで修正。 忘れないように書いておくと、最…

フランス語ポエムの黒歴史の呪い

最近では珍しく仏文テキストを修正する用事があって、スペルチェックで(全)アクサンの不備を修正しようとしたら、Word が働かなくて焦っている。 10数ページを手作業でコツコツやるなんて非効率すぎるし自信がない。 昔、仏検準1級を取ってから英語に加…

やっぱり見た目は大事だと思った日

【乗馬日記】 2年半前に始まったコロナ禍のせいで生活様式が大きく変わった人は多いと思う。 「ステイホーム」が浸透していった時期から生活必需品の調達も激変した。 私の場合、中でも「服装」への影響が大きかった。 必要性が増したのが「部屋着」の類で…

実朝の和歌と『鎌倉殿の13人』ラスト予想

大河ドラマに登場した実朝の四首 以前の記事で、テレビのドラマの中で和歌が省略されることなく紹介されるのは珍しいことについて書いた。 prerougolife.hatenablog.com 『鎌倉殿の13人』10月16日放送の「穏やかな一日」では、予想を上回る計四首の実…

「お悩み別」暇つぶしにお勧めのオペラ3選

前回の記事と「歌」つながりで「暇つぶしにお勧めのオペラ作品」。 1曲で2〜3時間はつぶせるのでコロナ禍以降頻発するようになった突発的な「空白の時間」にも丁度良いのではないかと思う。 お勧めの3つのオペラは、それぞれ「お悩み別」でセレクトしてい…

「郷ひろみ式」ピアノ上達法?

コロナ禍になってピアノを習い始めたり昔習っていたのを再開したりという人は多いと思う。 予定がキャンセルになって時間の空白が生まれた体験はほぼ初めてだった。 そんな時ピアノはちょうどいい趣味だと思った。 自分の場合は以前から気が向くとピアノを弾…

㊗はてなブログを始めて1か月

このブログを始めて1か月になった。 本当ははてな「出戻り組」なので「初」ではない。 でも去年3か月足らずで閉鎖したブログでは「はてならしさ」を味わうことはなかった。 まるで「パラレルはてなワールド」にいたような気がする。 今回は、幸運にも他の…

はてな「なぞなぞ認証」を盾にしてみた

【前編】はこちらです↓ prerougolife.hatenablog.com 挫折したブログはあきらめて、今年も半ば過ぎてから、再びはてなで「雑記&趣味ブログ」を始めた。 ある日、友人から連絡があった。 友人はテーマに興味があって旧ブログを見てくれていて、非公開にする…

自宅で馬を飼うという夢

【乗馬日記】 最近の W くんは私に対して「鼻を鳴らす癖」がひどい。 いわゆる「ヒヒーン」じゃなくて「ブヒブヒ」「ブルル」という豚みたいな鳴き方だ。 要するに「にんじん、にんじん!」という甘えというか催促らしい。 騎乗中はまずまずの良い子だから(…

ロシアンブルーの顔はみんな同じなのか?

ブログのカテゴリーに「デッサンと絵画」というのを作ってしまったが、後で「しまった」と思った。 私は人物のデッサンが好きで、相方を始め身内の人間を描く。 自分の描いたのをアップするのは恥ずかしいと思っていた。 でも描かれた方は「もっと恥ずかしい…

100% 自己流の趣味

これは3年くらい前に描いたもので、その前に描いたのはそのまた数年前だった。 この後、続けて猫と馬ばかり描いていた。 何枚か後のものの方がもう少し精緻に描けている気がするが、これがいちばん猫の個性と自分のクセが出ている気がして気に入っている。 …

実朝の「割れて 砕けて 裂けて散るかも」

『鎌倉殿の13人』を観ていてドラマとしてはちょっと珍しいと思うのは、今までに二首の和歌が「5・7・5・7・7」のまま省略されずに登場したことだ。 もしかしたら二首だけではなくてもっと出てきたのを見逃している可能性もあるが、覚えているのはこれ…

大関 正代は神様なのかもしれないと思った件

私は仕事としても文を書く時があって、そういう時は文体も意図的だが、自分の主観や感情なんかも排除することが多い。 でもプライベートで自由に好きなことを書く時は、抑えているつもりでも感情や気分がすぐに表れてしまう。 このブログを始めた頃の文章は…

ダメな犬はいない、重い馬もいない

【乗馬日記】 M ちゃんに乗らせてもらうのは久しぶりだった。(ちなみに「くん/ちゃん」は馬の性別ではない) 他の人が乗っている時、馬場の角のあたりでビターっと岩のように停止しているM ちゃんの姿をよく見かける気がする。 その日、馬装(鞍などを装備…

後鳥羽上皇はなぜリッチだったのか

文武両道の後鳥羽上皇は財テクの主腕についてもすごかった。 以前の記事「源実朝とLGBTQ」にも書いたが、若い頃、鎌倉時代初期の文学について少し勉強していた。 prerougolife.hatenablog.com でも勉強熱心ではなく、学生演劇を観たり美味しいものを探してば…

乗馬を続けて良かったこと

【乗馬日記】 ようやく涼しくなってきたので、外に出ることが苦行でなくなりつつあり喜ばしい。 先日乗らせてもらった W くんはとても性格が優しくて人気者だ。 見た目もかわいくてまさに「キュン」なので「アイドル」的な存在だと思う。 時々 W くんの馬房…

ライトなネットストーカーの恐怖

リアルじゃなくネットの世界で、犯罪というほどではないけどかなり怖くて気持ち悪い体験をした人は結構いるんじゃないかと思う。 私ははてなブログ出戻り組だが、1年位前に始めたブログを3か月弱で潰してしまった。 それから心機一転してここに戻ってきた。…

源実朝とLGBTQ

『鎌倉殿の13人』では、私の中学時代のアイドル源実朝は同性愛者として描かれているようだ。 関連記事はこちら↓ prerougolife.hatenablog.com 三谷幸喜さんの演出はとても現代的で新鮮だ。 柿澤優人さんの演技もすばらしいので、非常に説得力があり自然に…

全力投球しないでそこそこに生きる

氷河期世代なので若い頃はいろいろ大変なことが多かった。 精神的にも余裕がなくなり視野も行動も狭まることがよくあった。 20代後半の頃やっていた仕事は非正規雇用だったが充実していた。 人は幸福であるほど、実は不幸なのではないかと個人的には思ってい…

運の悪い競走馬の思い出

日本で乗馬をする場合は、元競走馬のサラブレッドに乗ることが多い。 昔の話だが、たまたまこれから地方競馬でデビューするという牝馬を見せてもらった。まだ子どもっぽい表情の可愛い馬だった。 馬主も気に入って可愛がっているそうで、娘だか妻の名前を登…

歌舞伎揚アラームに異常あり

本ブログのタイトル「プレ老後ライフは貴族趣味」というタイトルを見て何となく立ち寄って下さった方には申し訳ないが、この記事のテーマは「歌舞伎揚」であることをまずお詫びしたい。 「貴族趣味」と謳っているので、ブログの全体的なイメージには気を付け…