ブログのカテゴリーに「デッサンと絵画」というのを作ってしまったが、後で「しまった」と思った。
私は人物のデッサンが好きで、相方を始め身内の人間を描く。
自分の描いたのをアップするのは恥ずかしいと思っていた。
でも描かれた方は「もっと恥ずかしい」ということで掲載不可となった。
とにかく私のデッサンは何かすごく「恥ずかしい」らしい。
ちゃんと服着てる絵なんだけどな。
人の写真を無断でアップしたら「肖像権」に抵触することになるが「似顔絵」の場合は商用でなければ何とか大丈夫のようだ。
でも「似顔絵」じゃなくて写真に近い「肖像画」となると話はややこしいらしい。
いずれにしても人間には法的な権利があるから、遵守しなければならないことも多い。
猫や馬ならそういう問題はないし、仮に人様の馬や猫を描いてアップしても、
「ウチの子を勝手に描いてる!」
と見つかってしまうこともあまりないのではないかと思う。
我が家の猫は「ロシアンブルー」という種類だ。
動物愛護団体から譲渡された子なのだが、いわゆる「ブリーダー崩壊」で飼育放棄となっていたところを保護されたという経緯だった。
ウチの子は4匹きょうだいで他の子の写真を見たことがあるが、みんな同じ顔だった。
愛護団体の方も「ロシアンブルーってみんな同じ顔してますよね」と言っていた。
たしかにネットやテレビなどでロシアンブルーの画像や動画を見ると、みんなかなり似ている。
シーバ「メルティ とろーり」という「ちゅーる」と同じタイプの猫のおやつがあるのだが、パッケージにも「ウチの子」そっくりの写真が印刷されている。
時々繰り返し見る「変な夢」がある。
目の前にロシアンブルーが1ダースくらいいて、その中に「ウチの子」がいるはずなのだが、見分けられなくてオロオロしている夢だ。
「ロシアンブルーは顔が似ている」というのが頭のどこかにあるせいかもしれない。
現実でもしそんなことがあったら大丈夫なんだろうか?
きっと見分けられると信じたい。
ロシアンブルーは「ボイスレスキャット」と言われるほど「鳴かない」猫として知られている。
でもウチの子はよく鳴く、というよりも言葉をしゃべっているつもりなのではないか。
「あの...ちょっと」という時は高い声の「ア、ア」で、気に入らないことがある時のドスの効いた「ウーン」という低い声。
軽やかに「ワンワーン」と鳴くこともある。
愛護団体のシェルターにいた生後半年頃まで犬のシェルターの傍で育ったので、犬の鳴き声を習得したのだろうか?
ロシアンブルーは「ロシアン」と言うだけあって、被毛も厚く寒冷には強い品種と言われる。
しかしウチの子はひどく寒がりで冬は床暖と電気毛布をこよなく愛している。
逆に夏の暑さは平気で、エアコンは嫌がる。
だから「本当にロシアンなのか?」と時々「ニセモノ疑惑」が浮上する。
性格は臆病で人見知りで、それ以外はあまりにも自分の性格に酷似していると思うことが多くて、ちょっと怖くなる。
でも向こうは「そっちがオレに寄せてるんでしょ」と思っているかもしれない。