PKに強いとはどういうことか?

サッカーワールドカップカタール大会の日本 VS クロアチアを観ていた人は、PK戦にもつれ込んだ時、どんな気持ちだっただろうか?

私はサッカーについては全然詳しくないのだが、ものすごく「まずいな」という気分になった。

イヤな予感というのはだいたい当たると思う。

このPK戦について、専門家の解説ーそうそうたる元日本代表や識者の意見などーをインターネット上で読んでみた。

しかし「PKとは何か?」ということに関して、納得のいく解説は見当たらない。

「PKの練習が不足していたのでは?」

という(おそらく一般の人の)意見もたくさんある。

けれども、その後、スペインがモロッコ戦でやはりPKに敗れた。

スペインは十分にPKの練習を積んでいたというのだから、やはり訳がわからない。

となるとやはり、

「PK は純然たる運なのか?」

という気もしてくる。

 

サッカーには関係ないが、今年大相撲では高安関が何度も優勝争いに絡んできた。

高安関にはぜったい優勝してほしいと思っている。

でも、優勝決定戦にもつれ込むと、何となく高安関が勝てる気がしなくなってしまう。

実際に若隆景関が優勝した時もそうだった。

先月の九州場所もやはり優勝決定戦になった。

その時も、実際の取組の前にすでに阿炎関のほうに分があるように見えた。

それは解説者の人たちの

「阿炎はぜんぜん緊張していなさそうに見える」

という言葉の端々にも出ていた気がする。

もちろん阿炎の「分析」はすばらしく、作戦として見事だった。

それでも「大勝負」の必勝要因として、相撲の場合は力士(アスリート)のキャラクターが、

「緊張しやすいか」or「図太いか」

に大きな比重があるということができるのだろうか?

 

サッカーにおいてPK の成功率と選手のタイプ(性格要因)の相関関係については学術的に研究されているのだろうか?

それともやはり運?

PKに強いというのは一体どういうことなのか分からなすぎて、すごく気になる。