フランス語の世界って、単純に言えば「私はこう思う」の後必ず「なぜなら」に続くと思っている。
「なぜなら」「しかし」「ゆえに」を使って論理式を組み立てる世界。
この仕組みを日本語でやるとどうなるか?
面と向かって喋ったり、文章を人に送ったりしたら十中八九嫌われると思っている。
それか逆に「面白い」と思われるか。
このブログのような非ビジネス的文でも上記のような「接続詞」は、日本語の場合は引いて引いて引きまくらないと感じ良い日本語にはならない。
フランス語と日本語のどっちが良いという話ではない。
でもフランス語が「知」なら日本語は「情」だと思う。
フランス人の日本マンガアニメ好きは「知」つまり理屈の世界に飽き飽きしている証かもしれない。
日本人の自分は、英語やフランス語と比べて日本語の文は何を言ってるのかよく分からないと思うことがある。
でもそれでいいのだ。
それが源氏物語の文化を誇る日本の美学だと思う。
そんなことをぼんやり考えていたら昼食をとることをすっかり忘れていた。
外出のついでにマクドナルドに寄る。
最近マックは値上げをしたらしいが、私が好きなのは小学生の頃から「ハンバーガー」「ポテトS」ケチャップ付きと決まっている。
一番好きなバーガーがあのパサパサしたやつで、パテの上に地味に添えられたピクルスと刻んだオニオンを味わうのが好きだ。
コーヒーSと合わせて410円を楽天ポイントで支払う。
最近、ラーメン店で一杯のラーメンをシェアした客のことでネットで話題になっているようだ。
私は子供〜高校時代がバブル期だったが日本がかくも衰退したのだと感じた。
一方で環境問題やフードロスの問題もあり、食事は食べきれないほど注文する文化の中国でも習慣は変わってきているようだ。
色々な議論のネタをはらんでいるので多くの人の関心を集めだんだなと思う。
小売店の様相も昔とは大きく変わった。
先日伊勢丹で買おうと思ったモノだが、ある陶磁器は調べてみると廃番になっていて伊勢丹には売っていないらしい。
他に額縁をコンランショップで探そうと思ったが、楽天で良さそうなのを見つけてしまった。
そして廃盤になった陶磁器も楽天なら売っている。
こうして何から何まで三木谷商店で調達することになる。
店舗でお店の人と会話するエネルギーも削減できるとか何とか他に理由もくっついてくる。
合理的だと思いながらも、どこかでかつての日本で繁栄した「対面」ビジネスを捨てきれない気持ちもある。
そんな何とも言えないモヤモヤした気持ちを日本語的に書いてみた。