暮らしのデトックスからのメルカリ漬け

コロナ禍の「なんでも屋」状態から心機一転して、春から新たな仕事と生活スタイルになる。

それに先立って昨年末から「デジタルデトックス」を決行した。

2か月経ったので、そろそろ少しずつデジタルな世界に戻ろうと思っていた。

ところが「デトックス欲」が再び目覚めた。

今度は「暮らし」のデトックスが始まってしまった。

 

コロナ禍の初めに現在の住まいに引っ越してきて3年になる。

その前は一時的に仮住まいだったり、比較的短期間で転居を繰り返した。

そのおかげで、引越しのたびに「不用品」をあぶり出して処分していた。

 

でも3年間そうした動きがないと、気づかないうちに不用品が増殖している。

「これは大事だから」と思ってとっておいたようなモノも、よく考えてみればまったく使っていない。

(主観的にも客観的にも)使っていなくても価値が下がらないモノもあるだろう。

でも、多くのモノは手入れをしたり、環境を管理していないと劣化する。

もしくは「過去の遺物」だとか...

いろんなモノをたくさん持っている生活も悪くないが、自分の場合はどちらかと言えば身軽に生きたい方だ。

だから所有しているのが「面倒くさい」と思うモノは手放した方がいい気がしてきた。

 

そうして暮らしのデトックスが始まった。

至ってシンプルな作業。

不用品を排除して、掃除をする。

食器、洋服、本 etc.

 

「不用品なんてそれほどないだろう」と思っていたけれど、意外と出てくる。

それでせっせとメルカリに出品し始めた。

次第に勢いづいてきた。

ふと気づくとずっとメルカリアプリを見つめているか、発送に駆けずりまわっている。

メルカリのことを考えていないのは、馬に乗っている時と睡眠中だけかもしれない...?

 

こうして「デジタルデトックス」からの急転直下「メルカリアプリ中毒」となってしまった。

スマホのゲームにはまっている人と同じだと思う。

 

取引数500とか1000とかコンプリートを目指しだしたらまさにゲームだ。

現状、少なく言っても「趣味はメルカリです!」と言える水準だと思う。

現代の生活って、結局こうしてスマホの磁力には抗えないのか?!

 

メルカリ中毒になってしまったものの、家の中がスッキリして広々と感じる。

そろそろ潮時だろう...

とりあえず「2月末まで」という制約を自分の中で作った。

今月いっぱいでメルカリは卒業するつもりだ。