【前編】はこちらです↓
挫折したブログはあきらめて、今年も半ば過ぎてから、再びはてなで「雑記&趣味ブログ」を始めた。
ある日、友人から連絡があった。
友人はテーマに興味があって旧ブログを見てくれていて、非公開にするまでの経緯を知っていた。
ある日友人はそのテーマからSNS でつながったネットワークからある情報を得た。
今ごろになって SNS で私の旧ブログを話題にしている人たちがいるという話だった。
その中にSNS で違法動画を拡散するなどして「界隈」では知られたトラブルメーカーがいたため、某掲示板で炎上したらしい。
その人もまた旧ブログの読者だったそうだ。
私の旧ブログは変態ホイホイだったのか?!
本当はそんなものは見ない方がいいに決まっている。
でも人間には嫌悪や恐怖(=ホラーやサスペンス)を感じるものを無視できず、つい気になって見にいってしまう傾向があると思う。
「歌舞伎揚アラーム」が異常値を示し始めたのはこの時だ。
掲示板の炎上は、違法動画で騒動を起こした人が新たなSNSアカウントで活動を始めたのがきっかけらしい。
そのSNSアカウントに「ライトなネットストーカー」のひとりだった「あの人」が加わり、私の旧ブログをネタに🤣🤣絵文字で盛り上がっているのを発見した。
そして相変わらず私が書いたことを呟いている。怖い。
更に旧ブログが「なぜか見れなくなった」と未練がましい。
しつこいことをした自覚がないのか、とぼけているのかわからない。
それにしてもまーだ私を追いかけているのか?
それも SNS という公衆の面前で旧ブログを持ち出すなんて。
恐る恐るYahoo!検索に旧ブログ名を入力すると、以前よりサジェストと予測変換の順位が上がっているではないか。
旧ブログは「人気ブログ」じゃなくて「見世物小屋」だったのだろう。
さらに件の友人によれば「あの人」はブログ閉鎖後も私が記事に取り上げたことを逐次 SNS にあげていたらしい。
経済的損失などの実害はないしバカバカしいほど小さな話だ。
でも「衣装ストーカー」的な気持ち悪さはある。
この時点で私の「歌舞伎揚」への依存度=ストレス値はMAXになった。
しかし掲示板をちゃんと読んでみると、腹立たしいだけではなく良いことも書いてあった。
一番驚いたのは、掲示板にも旧ブログの存在を知っている人がいて、
「一般人のブログに粘着して非常識な長文を送り続けたり、ネタパクして閉鎖に追い込んだ前科」
が暴露されて批判されていたことだった。
留飲が下がるとはこのことだと思った。
他にも驚いたのは、概して掲示板のモラルが高いことだった。
友人の話では、某掲示板では前世紀末の辺りからコンプライアンス意識が高まり、多くの板/スレッドでは自主規制が機能しているらしい。
むしろ現在ではTwitterやInstagram など SNS の方がモラルの低さが顕著なのだそうだ。
掲示板の人たち、何もかも分かってくれててありがとうございました。
心の中でお礼を言ってそっと掲示板を閉じた。
類は友を呼ぶ。
「ライトなネットストーカー」は自分さえよければ剽窃しても、人に不快な思いをさせても、気にしないか気付かない人たちなのだろう。
怖いけど、腹立たしくもある。
そこで「非公開」にしてあった旧ブログの入り口に、はてなの精鋭機能「なぞなぞ認証」を設定した。
「今後もまだあのブログに執着したいなら、解けない『なぞなぞ』に永久に挑戦し続けたまえ」
と思っている。
その後、新しいはてなブログに気持ちを切り替えて記事を書いた。
少し心が落ち着いて気が楽になった。
ストレスで連日「歌舞伎揚」を食べ続けていたが、もう食べなくてもいいかなと思った。
この騒ぎで「歌舞伎揚」とか「パクリ」とか凡そ「貴族趣味」とはかけ離れた世界にトリップしてしまった。
でもまた平和で穏やかなブログライフに戻れそうだ。
そのことがシンプルに嬉しい。